事件の顛末記2 〜仮差押の申し立て〜

2011年6月9日) 債権仮差押命令申立書の提出

事件発生から約一か月半後、小田原簡易裁判所に債権仮差押命令申立書を提出しました。

相手の預金口座を差し押さえることは緊急案件でしたので、本当は、もっと早く手続きをしたかったのですが、わからないことばかりで遅れてしまいました。 こういう時は、弁護士や司法書士に頼んだ方が早くて確実なのですが、債権額がたったの17,000円ですから、さすがに自分でやることにしたのです。

その仮差押の申立書については、裁判所の書記官から自分で作るようにと言われたものの、さっぱりわかりませんから、手元にある書籍やインターネットで情報収集しながら作り上げました。それでも、細かいところまでは良くわかりません。 そこで、とりあえず裁判所に提出して、「作り直し」と言われたら作り直せばいいやという気持ちで裁判所に持って行きました。

その結果、書記官の指示で捨印を押したり、書類に通し番号を振ったり、訂正箇所もありましたが、無事に受付をしてもらいました。

そして、指示に従い、郵便局で収入印紙と切手を買い求め、また、仮差押え予定の「みずほ銀行」の商業登記簿謄本(現在事項証明書)を法務局で取得し、同日中に裁判所に提出しました。

全ての手続きが終わり、裁判所書記官から、仮差押の場合は担保(保証金)を法務局に供託する必要があることや、裁判官と面接する可能性があること、また、この仮差押が認められるかどうかも裁判官の判断によるのでわからないということを説明されました。そして、いずれにしろ、後ほど連絡すると言われ、 帰り際に、念のため連絡先として携帯電話の番号を教えて欲しいと言われましたが、事務所の固定電話にかけてもらえば良いと思ったので、「いつも事務所にいますから大丈夫です。」と返事をして、その場を後にしました。

しかし、「やっぱり教えておくか・・・」と思い、裁判所に引き返したところ、私の担当をした2人の書記官が笑っているのを見ました。私が声を掛けた瞬間、2人の顔が凍りつきましたので、たった17,000円の債権回収に仮差押を申し立てたことに、あきれて笑っていたのだと思います。 まさか、本当に仮差押の申立書を持ってくるとは思わなかったのでしょう。そりゃあそうですね。(笑)

支出明細
 収入印紙 2,000円
 切手 3,000円 (但し、後日180円分返却)
 法人登記簿謄本 700円
 交通費 150円×2



6月10日) 翌日、裁判所の書記官から電話がありました。

「担保は1万円ちょうど。明日から7日(1週間)以内に法務局に供託して、供託書を提出してください。裁判官との面接はありません。」というものでした。

また、「今回のクーリングオフの手続きを代行するというのは、行政書士の業務なのか? 行政書士法を調べているが良くわからない。また、申立書の遅延損害金を商事債権の6%としている点からも、その点を確認したい。」と、質問されたので、口頭で簡単に説明し、 また、内容証明郵便と行政書士業務との関係を説明した資料がいくつか手元にあったので、当該書記官の同意を得てFAXで送信しました。

実は、この遅延損害金が6%というのは私のミスで間違いだったのですが、書記官からの質問を全く気に留めず、軽く流してしまいました。このことが、後に大きな問題となって跳ね返ってくることは、この時点では知る由もなかったのです。


 事件の顛末記3 〜供託から仮差押の結果まで〜







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