相手の事情に応じた対策

なぜ、相手はお金を払ってくれないのでしょうか。

1.お金がないから支払えないのか
2.それとも、こちらに対して不満があるから支払いを拒否しているのか
3.そもそも最初からお金を支払う気などなかったのか

いずれにしてもお金を払ってくれない理由があるはずです。確かに、お金を払わない相手が悪いのであり、こちらは被害者なのですが、 相手にも何か事情があるはずです。そういう事情を知って対策を立てた方が得策です。

実際、お金がなくて逃げ回っている相手に支払わせることは難しいですし、闇雲に裁判を起こしても全く無駄な徒労に終わってしまうでしょう。 このような場合には、代金減額や分割払いの提案をするなどの一定の譲歩をして債権回収を図るというのも有効な手段になる場合もあります。



ですから、私の場合も、本当は相手から理由を聞き、話し合いをして解決策を探るべきでしょう。 私も、相手がお金に困っているのであれば、支払いを猶予したり、代金を減額してあげても良いという気持ちは持っていました。

しかし、電話にも出なければ、メールも一切返事を寄越さないわけですから、話し合いのしようがありません。 そのため、今回の場合、話し合いによる解決という選択肢は最初からありませんでした。

念のため、エステ店に問い合わせをしたところ、エステ店からは本人宛てにクーリングオフを受け付けた旨の解約書類を郵送し、頭金の15,000円も既に返金済み。 その後、トラブルにもなっていないし、本人とは一切連絡を取っていないという返事でした。そうすると、クーリングオフは円滑に解決しており、不満があってお金を支払わないということではなさそうです。

また、少なくとも、私が立て替えて支払った郵便代の1,470円だけでも振り込んでくれれば、あきらめる気持ちもありましたが、 一切返事も寄越さず逃げようとする相手の態度に、段々腹が立ってきました。たった17,000円のために裁判などやるはずがないと思っているのか、 わざわざ埼玉まで取りに来るはずがない、どうせあきらめると思っているのか。

それに、私は行政書士として内容証明郵便の作成を業務としています。悪徳商法に対するクーリングオフの代行を業務としているのです。弁護士や司法書士のような裁判の専門家ではありませんが、法律関連職です。 それなのに知らん振りしているわけですから、これは意地でも法律家の力を見せてやらねばならないと思ったのです。

この時点で、私には「あきらめる」という選択肢も消えていました。私には、17,000円などもはやどうでもよく、悪人を懲らしめるため、徹底的に戦うと決心したのです。

そうです。このホームページは、たった17,000円のために裁判を起こした債権回収物語なのです。


 債権回収の方法







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