裁判手続きの限界

皆さんは、裁判をやれば相手からお金を取り立てることができると思っているかもしれませんが、そんなことはありません。

裁判というのは、もめている当事者のどっちが良いか悪いか、相手にいくらお金を支払いなさいと、白黒決着をつけてくれるだけで、それ以上のことは何もしてくれません。 国や裁判所が強制的に相手の財産を没収するわけではありませんし、お金を払わなかったからといって逮捕されることもありません。

今回の私の場合も、17,000円を私に支払えという判決が出たとしても、相手が払ってくれなかったらそれで終わりなのです。

実は、裁判をしてお金を回収するためには、さらに強制執行という手続きが必要になります。相手の財産を強制的に差し押さえてお金の回収を図る手段です。 裁判に勝って、いくらいくらお金を支払えという判決をもらえば、この強制執行ができるのです。

ただし、国も裁判所も相手の財産を調べてはくれません。強制執行をするためには、自分で相手の財産を探し出さなければいけないのです。 自分で相手の財産を見つけ出し、「この財産に強制執行してください。」って裁判所に申し立てるのです。

なんか、とんでもなく大変ですよね。

結局、トラブルは当事者どうしで解決しなさいというのが、社会の原則なのです。当事者どうしで解決できない場合は、国や裁判所が手助けをしてくれますが、あくまでもお手伝いです。 だから、書類はきちんと提出してください。調査は自分でやってください。手数料としてお金もお支払いくださいということなのです。

それでもあなたは裁判やりますか?






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